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2005年9月22日 (木)

法教育実践授業(第二時限)

新宿区立落合第二中学校での法教育の実践授業の第2時限の報告です。

第2時限 9月20日「契約が解消できるとき、できないとき」

第1時限で学んだ「契約の原則」を確認します。契約が成立するのはどのようなときでしたか?契約書はお互い内容を明確に理解するために、文字にすると間違いがないので契約書を作ったのですね。・・・と

さて、本日のテーマに入ります。「このような時、契約は解消できるだろうか」いくつかのハプニングカードを生徒に配り、考えてもらいます。A 同じものを他店では新品で安く売っていたので契約を解消したい。 B うちに帰ったら、お母さんが同じものを買ってくれていた。2つはいらないので契約を解消したい。 C ブランド物と言われて買ったら偽物だったので契約を解消したい。 D 商品の代金を払ったのに品物を渡してくれないので契約を解消したい

それぞれに対する考えを発表してもらいます。その際、ヒントカード(考える視点シート)を参考にします。ヒントカードには、①契約は約束・・・契約した時点で、どちらかの意思が不完全であれば、意思が合致しないので契約は解消できることになる。②契約を守らせるか、それとも契約の解消を認めるかは、契約当事者の利益状況を分析して判断する というようなことが記載されています。ここには書けませんが、教諭は常に黒板に図式を書いて意思の合致という基本原則を生徒に確認をさせていきながら、生徒の答えに回答をしていきます。

まとめとして・・・自分の一方的な都合だけでは契約は解消できない。 自分が自由な選択の中でその商品を選んだのだから十分に考えて約束したものは守らなくてはいけない。                                      十分に考えて約束したのに、考える基本条件が違っていたら、約束にならない。 不十分、不完全な考えだから契約にならない。

契約の原則は私たちが暮らす社会の常識と同じ原則

原則として契約は解消できないが、例外的に様々な事情により契約が解消できる場合があることを学習しました。

そして、3時限目に続きます。

                                        

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