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2006年7月19日 (水)

相談者からの手紙

司法書士会からの紹介で、ある青年とその母親の相談を受けました。大学卒業後、企業へのコンサルティングを業務とする会社に就職したものの、過酷な労働内容、経営者の社員に対する異常な要求等で疲弊した中で相談にきました。

会社を辞めたいのならば、きちんと自分の意思を伝えてきなさい、法的な問題が生じたら手助けをしてあげるから・・・とのアドバイスをし、何とか退職をし、新たな気持ちで就職先を探しているようです。

そのお母さんからの手紙が届きました。「息子は先週、何事もなく、実家に帰ってきました。親として涙が出るほど安堵しました。・・・今度の件は、親として今までに味わった事のない出口の見えない恐怖に本当に苦しみました。何とか、息子を救おうとすがる思いで、○月×日に先生にお会いしました。先生はすぐに事情を察し、真剣に受け止めてくれました。私どもにはようやく解決の糸口が見えてきたようで本当にうれしかったです。」

「身近な法律家」司法書士は、ただ、存在するだけではなく、いかに「声を聞く」ことができるか、「応える」ことができるか、そのことが存在意義をより高めることになるのでしょう。そして、その中で相談者とともに、相談者の主体性を大事にしながら、最善の解決策を考えていく、それが「身近な法律家」の姿なのでしょう。相談を受ける私自身が常に健康な頭と身体で相談者の前にいることが大切なことなのだと思うこのごろです。

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コメント

いつも尊敬しています。相談者の方とはどの位の時間お話されるのでしょうか?私は出来る限り依頼人のお話を聞きたいと思っているのですが。繁忙のために時間がとれないことは悲しいことではありませんか?

投稿: 新人司法書士 | 2006年7月23日 (日) 20時24分

新人司法書士さん、おはようございます。
コメントありがとうございます。
相談時間はできるだけ余裕をもって設定をするようにしています。それでもおひとり1回1時間程度でしょうか?
電話の音や職員の動きが気にならない別フロアで相談を受けるようにもしています。耳を傾ける、自分で語ってもらうということは難しいものです。様々な相談者がいますものね。
忙しい時は相談に集中できずに自分でも反省することしばしばです。
まだまだ未熟です。

投稿: 高橋ぶんろう | 2006年7月25日 (火) 04時28分

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