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2006年8月 3日 (木)

無人島での生活

法教育の話をするときに十五少年漂流記を題材にする教育者がいます。(以前お話をしたことがあるかと思いますが・・・漂流した船でたどり着いた無人島での子どもたちだけの生活、子どもたちはしっかりと生きていこうとします。そこではお互いに快適な生活をするためにルールが作られました。仲間を統率してくれるリーダーも民主的に選ばれます。

私は小学生の頃からボーイスカウトで活動し、異年齢で構成されるグループを中心とした活動をする中で、きまりを守ること、幼い者をいたわり、年長者を尊敬し接するということをからだで体験してきました。自然の雄大さ、おそろしさ、やさしさも体験してきました。だから、今、人にそして自然に対して感謝をしながら接することが少しでもできるのかもしれません。

大学生時代、沖縄の無人島での生活を体験しました。水と保存食のみでの約1週間の野宿生活です。何人かの仲間と島に渡りましたが、基本的には個々の生活です。木の上に小屋を作る者がいれば、海水を利用して風呂を作る者がいたり、熱帯魚のような色鮮やかな魚を釣り、食する者がいたりと生きるための工夫は物が豊富な都会では浮かばないようなアイディアが何もないところでは思いつくものです。

今、パソコンを開けばあらゆる情報が手に入ります。携帯電話からもどんどん情報を集めることができます。ますます自分の頭で考えるということが失われつつあるのかもしれません。自分自身そうかもしれません。

だからこそ、人と会い、共通の空間で同じ空気を吸いながら語り合うことが大事なのかもしれません。学生時代、無人島の闇の中、満天の星のもとで何を考えていたのでしょうか?今同じ場所にいたら、何を考えるでしょうか?

自分の中で失われつつある何かをもう一度よみがえらせたい・・・そんなことを思うこの頃です。

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