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2008年9月 9日 (火)

高齢者・障害者の財産と福祉を守る成年後見電話相談会

福島県司法書士会では、毎年敬老の日がある9月に標記相談会を開催しています。今年で12回目という歴史のある相談会です。税理士会、社会保険労務士会、人権擁護委員会、社会福祉士会、社会福祉協議会といった高齢者・障害者の問題解決のために関連する団体・機関からも協力をいただいて電話・面談の相談に応じています。

私が受けた電話での相談。50歳代後半の独身男性からの相談でした。警備員の仕事をしながら、90歳を超える老父の介護を一人で担い、警備員の仕事をしながら、心身ともに疲弊している様子が電話口の声から感じられます。父とともに・・・といった死をも示唆するような言葉ありましたので、時にはストレスからか興奮した口調で何の協力もしてくれない兄弟姉妹への恨みの言葉もじっくりと耳を傾けました。当初は法律相談が目的のようでしたが、最後はいろいろと思いを発散できたのか、落ち着いてあらためて考えてから司法書士会に電話をかけますという言葉で電話を切りました。

応えてあげるということが相談の大事なことかもしれません。自身の日々の執務姿勢をも省みる機会となりました。悩み苦しんでいる市民はたくさんいる、そのためのアクセスポイントを各地に作ってはいるものの、なかなか相談窓口にたどり着けないで彷徨う市民は少なくないなと感じています。

身近な相談相手を標榜する司法書士はもっと市民に近寄り、その顔を見せる必要があるのかもしれません。

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