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2011年4月30日 (土)

東北ブロック司法書士会に震災復興委員会設置へ

4月29日の東北ブロック司法書士会理事会において、「震災復興委員会」を平成23年度に新設することが決まりました。復興の記録、また全国の同士からの支援の力を生かすための相談会企画(3.11メモリアル相談会)等、被災地からの様々な発信をしていきたいと思います。

また、28日には日司連から細田会長ら執行部のみなさんが仙台に集まり、東北各地、茨城、千葉の被災会の会長らと災害対策について議論をする場が持たれました。多くの会員の支援の声に応えられるように地元会での体制整備、情報集約をしてまいります。みなさん気持ちに応えることができない状況には心からお詫びを申し上げます。されど、特に福島県は原子力事故の影響もあり、相当の長期間市民救援にあたっていかなければなりません。当然、そこには支援の力をいただきたいと願うところです。継続して市民に寄り添って支援していかなければなりません。相談、法情報提供、関係機関とのつなぐ役割、そしてこどたちの教育(法教育)も私たちの働く場はあるのではないかと思います。

動きながら、歩みながら、考えていきましょう。みなさんと心をつないでいきたい。長く、永く。

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2011年4月23日 (土)

被災した市民の声に耳を傾けるために【研修会開催】

福島県司法書士会では、4月21日、22日の両日、被災者した市民のみなさんの相談を受けるための緊急研修会を開催しました。21日は会津若松市、22日は郡山市で開催。それぞれ県内各地から約50名の会員が集まりました。会津若松市には日司連の市民救援委員会から稲員司法書士に福岡からお出でいただき、また、郡山市には福島県精神保健福祉センター所長にお出でいただき、それぞれ被災したみなさんに向き合う姿勢、心構えといった視点でのお話をしていただきました。

今、県内各地で相談活動を行っていますが、まだまだ法律相談には至らない段階、まずは話を聞いて欲しい!というニーズが前面に出ているのかなということを感じます。そのためにも今回の研修会は、私たちの立ち居地、相談するみなさんの心をどのように開かせるかということに気づきを与えていただきました。

被災時の相談、自分たちの知識では相談を受けることができないのでは・・・という不安を抱いている会員の仲間も多いようです。でも、被災したみなさんは、話を聞いて欲しいのでしょう。原子力発電所の被害に対しては私たちには正確には答えることはできません。でも、話を聞いてあげなければなりません。苦しい気持ちを共有してあげるだけでもいいのではないでしょうか?

これからも相談の実績を積み上げていきながら、研修の機会を設けていきたいと思います。相談実例の中には生の研修材料もあります。教科書では学べないもの、答えがないものもあるのかもしれません。一緒に考えていきましょう・・・でも現段階ではいいのではないでしょうか。

まずは「現場」に出向くことがだいじなのですね。

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2011年4月21日 (木)

被災者のみなさんの声に耳を傾ける相談活動

福島県司法書士会では、各地で会員のみなさんが避難所巡回、市役所内での相談会、また電話相談と、様々な方法で被災された市民のみなさんの日々の悩み、これからの不安の声に耳を傾けつつ相談に応じる活動を行っています。本日と明日は研修会も行います。被災県ではありますが、地元の司法書士が応じることの安心感を第一に活動をしています。全国からの相談支援の声もあります、ぜひ地元司法書士と一緒に相談活動に加わってサポートしていただければと思います。徐々に避難所の人数は減りつつあります。原子力発電所の事故の影響による県外避難者は約3万人。避難先の司法書士会のみなさんには現地で相談活動に当たっていただいていることに感謝しています。いずれ福島に帰りたい、でも、いつになるの?といった不安の解消はいつになるのか。帰ってきた時には福島の司法書士がみなさんの悩みを引き受けます。それまでは、避難先の司法書士のみなさんに相談をしていただき、この先、福島の情報を携えて福島の司法書士が行脚する等連携をとっていくことも必要になろうかと考えております。

まだまだ余震が続きます。私たちも日々心が落ち着かない中、平時どおりの業務、そして震災対策と頑張っていきます。

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2011年4月16日 (土)

全国からの熱い思い・・・ありがとうそしてごめんなさい

4月13日~14日の両日、全国の司法書士会の会長が一同に会する会長会が開催されました。ようやく開通した東北新幹線に乗り、久しぶりに東京に向かいました。節電の影響でしょうか。駅全体が暗い雰囲気でした。でも、やはり東京、人の流れは変わりありませんでした。

会長会では多くの時間を東日本大震災への対策を協議しました。全国会長さんからの支援の申し出に胸が熱くなりました。この非常時に再任を決意した会長さんも少なくないようです。

会議では、5月の連休の最後の土日に被災地での一斉相談会を開催したい旨のプランも示されましたが、被災会の会長として、地元の会員を連休中は休ませたい、心身ともに疲弊している会員をできる限り家族とともにすごさせたいという正直な気持ちを話させていただきました。みなさんの被災地で何かしたい、すぐにでも役に立ちたいという気持ちがわかるだけに申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、会員を守るのが会長の役割と辛いながらもそのような意思表示をしました。

福島県司法書士会では、これから、各地で巡回相談などを始めます。整理をして全国に情報提供し、全国同職の力をお借りしたいと思います。

福島県民のための救援活動は長丁場になろうかと思います。息切れしないように、力をあわせて力をお借りして取組んでまいります。

みなさん、ありがとう。

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2011年4月12日 (火)

福島県司法書士会員へのメッセージ

毎月、福島県司法書士会の会員のみなさんに様々な情報とともに会長からのメッセージを伝え続けてきました。会長職2期目を終えようとした矢先の大震災発生でした。東日本大震災1ヶ月を迎えた日に会員へ向けて次のようなメッセージを送りました。

こころを強く、絆を強く~東日本大震災から1ヶ月~

3月11日午後2時46分、東北地方を中心に襲った太平洋沖地震から1ヶ月、会員のみなさんは落ち着かない日々を過ごしているのではないでしょうか。相双支部会員のみなさんの多くは福島原子力発電所の事故による避難指示により、事務所を離れざるを得ない、いつ戻れるかわからない状況が続きます。また、県内各地で事務所に損壊を受けた会員のみなさんもいます。物的被害の小さい会員のみなさんもこころが落ち着かない状況にあるのではないでしょうか。福島県司法書士会全体が大きな被害を受けていると認識を抱いております。本会では、地震発生後すぐに会員のみなさんの安否確認作業を始めました。既報のとおり、会員全員の無事が確認できたことには心から嬉しく思います。今後、災害対策実施本部を中心に被災会員支援、被災市民救援、そして危機管理の再構築と具体的な活動を進めてまいります。すでに「有志の会員が被災市民のための相談活動を各地で始めてくれています。また、4月1日からスタートした総合相談センター相談員登録会員のみなさんの協力による被災者のための無料電話相談も毎日20本余りの電話が事務局に寄せられています。県内各地で電話相談を受けていただいている会員のみなさん、ありがとうございます。今次の震災による市民救援活動は長期間にわたると予測されます。原子力問題が先行き不透明な中、私たち自身も不安を抱えながらも悩みを持つ市民のために私たちは動かなければなりません。SOSの声に耳を傾けなければなりません。避難所で生活をする被災者の相談を受けた会員のみなさんの報告によると、まだまだ法律相談に至らない内容が多いようです。日々厳しい環境の中で話を聞いてくれる相手が欲しい方もいるでしょう。求められるところにいてあげる、それは司法書士としてというよりも話し相手としてさりげなくそばに寄り添ってあげる姿勢が大切なのではないでしょうか。今こそ、福島県司法書士会会員の絆(きずな)を強め、「総力」で福島県の復興を支えようではありませんか。みなさんのやさしいこころを、そしてちいさくても思いのこもった力をお貸しください。

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2011年4月10日 (日)

福島県司法書士会全員の無事を確認できました

3月11日の地震発生後4週間を経過した4月9日、福島県司法書士会では災害対策実施本部会議と常任理事会を開催しておりました。その会議中にこれまで行方不明だった会員の無事が確認できたとのホットニュースが届きました。願いは叶った!感無量です!

東北では岩手県会で1名の会員が震災の犠牲になってしました。残念なことです。同じ東北の仲間、生かせていただいた命を大切に福島県会の会員とともに再生に力を尽くしていきます。

昨日、滋賀の若い司法書士の有志が北陸道を通って、福島県へ支援に来てくれました。ちょうど、会津地方に行政機能を移転している村の避難所での相談会があるということで、そこの相談活動を支援していただきました。この相談会は、ADRに熱心に取組む司法書士、土地家屋調査士の有志が開催したものでした。まだまだ法律相談までには至らない内容が多いようでしたが、ADRに関わるみなさんの傾聴の姿勢が被災されたみなさんの心を少しでも柔らかなものにしてくれたのではないでしょうか。

これからも全国からの支援もいただきながら、形あるもの、そして人のこころをよみがえらせるために、再生するために頑張りたいと思います。ぜひ、福島県の再生・復興にご協力を!

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2011年4月 9日 (土)

余震に揺れるこころ

4月7日の深夜、福島県内をこれまで最も強い余震が襲いました。幸い、棚から物が落ちる程度の被害で済みましたが、こころは大きく揺れています。福島第一原子力発電所への心配です。地元紙には毎日のように風評被害の記事が掲載されています。「ドライバーの仕事をしている福島ナンバーの車が給油拒否にあった」「ガソリンスタンドに『福島県民お断り』の看板があった」などなど・・・なぜ?福島の水も土も空気もそして人までも拒否されてしまったら、どう生きていけばいいの?

昨日から、県内の高校で入学式が始まりました。新しい制服に身を包み夢を抱いて新しい友達とも出会い、これから生き生きとした学生生活を送ってほしいと願うばかりです。原子力発電所からの避難指示が出ている区域周辺にある高校は他地区の高校を間借りしての授業となります。受け入れる側にも窮屈な思いがあるかもしれませんが、より広く友情が育つことを祈ります。

私たち福島県司法書士会では毎年高校へ出向いての「法教育」活動を行ってきました。今年ももちろん行っていきたいと思っています。こんな時だからこそ、こどもたちには強く生きる力をより育んでもらいたいとも思います。・・・もしかしたら、こどもたちはすでに私たちおとな以上に力強く歩みだしているのかもしれません。

こどもたちに勇気をもらい、私たちおとなも前を向いていかなければなりません。いつまでも揺れていてはいけませんね。

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2011年4月 7日 (木)

明日で震災4週間

時の流れは早いものです。明日金曜日(8日)で震災から数えて4週間目です。震災後これまでの日々、毎日あわただしく動き回り、振り返ると記憶が吹っ飛んでしまっているような気がします。福島県司法書士会の会長としては、未だ行方不明の1名の会員の無事を祈る日々ではありますが、県内外の多くの避難所で生活をする被災者のみなさんに対する相談活動も多くの会員同職の協力を得ながら始めているところです。すでに県内各地で自主的に避難所へ出向いて相談活動をしている会員もいます。「何かをしたい」「何かをしなければ」との思いがあるのでしょう。それは、全国の同職の仲間も同じようです。心強い限りです。大きな力をお借りして福島県の復興に力を尽くしたいと思う日々です。

行政の相談担当者の話では、長期にわたる避難所生活の中で、そこで過ごす被災者のみなさんの中には大きなストレスを抱えている方もいるとのことでした。今月下旬には、会の主催で被災時特有の相談に応じるための研修会を開催することにしました。法的知識・情報の研修に加えて、県精神保健福祉センターにお願いをして「心の相談」の視点でのお話をいただけることにもなりました。まだまだ法律相談までに至らない段階の方も多いと聞きます。これからの生活への不安といったものをまずは心を開いて聞いてあげるということも今の時点では大切なのかもしれません。

自分自身の依頼者ともお互いの無事を喜び合い、これまで仕事としてフランクに付き合ってきた人たちとも一歩踏み込んで心を通わす会話をするようになったかもしれません。こんな時だから、お互いを思いやり、優しい気持ちが自然と芽生えるのでしょうか。

様々な物資の流通がストップした時期、数時間並んでようやく給油できたガソリンスタンドのお兄ちゃん、苛立つお客にも笑顔で接する姿に感動しました。スーパーのレジで本数制限を超えたペットボトルの水を抱えたお客にさりげなく笑顔で協力を呼びかける若い店員さん、みんな、みんな、みんなのために・・・との思いがいっぱいなのでしょう。家に帰ればそれぞれが家の片付けや家族のこともしなけらばならないだろうに。

復興に大切なのはこんな「心」なのかもしれません。日本人のすばらしさはそこにあるのでしょう。東北の良さはそこにあるのでしょう。

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2011年4月 5日 (火)

福島第一原子力発電所周辺避難指示会員の悩み

東京電力福島第一原子力発電所の半径20キロ以内の住民に避難指示が出されています。この地域には福島県司法書士会員12名が事務所を構えて地域住民のために力を尽くしてきました。昨日、その会員のみなさんと電話で話をしましたが、避難指示後、事務所を振り返ることもなく、避難せざるを得ない状況とのことでした。高齢の親を自家用車に乗せて数箇所移動しながら避難している会員、県内他地域や県外へ避難しながらも受任・受託中の仕事の心配をしている会員、避難所で地域住民のリーダーとして活躍する会員等、それぞれが先の見えない大きな不安を抱えながら避難生活を続けています。

せめて、その不安を少しでも和らげることができないかと、電話で話をし、会とつながっているという安心感を持ってもらおうと努めています。見えない原子力被害、事務所再興の思いはあれどもいつその地にもどれるかどうか先の人生を自分たちの力ではどうしようもできない現実と向き合いながらもいつかは・・・という熱い思いを感じ、逆にエネルギーをもらっています。

1日からスタートした福島県司法書士会被災者無料電話相談には毎日多くの電話が寄せられています。事務局で受け付け、県内各地のできれば電話をかけている場所から近い会員へ繋いでいます。電話から面談相談へと繋がる可能性もあります。

被災者救援と被災会員支援の両方を大きな柱として、福島県司法書士会の災害対策実施本部は具体的な活動に取組んでいきます。そこには全国からの多くの同職の力の後押しがあります。

感謝の心を忘れずに、日々歩んでいきます。福島県へのご支援を、被災者への暖かい心をどうぞ、よろしくお願いします。

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2011年4月 3日 (日)

東北ブロック司法書士会常任理事会(仙台)

4月2日(土)午後、仙台市で東北ブロック司法書士会の常任理事会が開催されました。東北6県の会長らが無事をよろこび、今後の震災復興、被災会員支援、被災市民救援への方策を様々話し合いました。「東北」は東日本大震災の被災当事者でもありますが、被害の少なかった青森、秋田、山形の各県からは熱い支援の言葉をいただきました。「東北はひとつ」との思い、今回はあらためて胸に熱く響いています。思いがあれば、心があれば、復興はできる、と信じて足りない力は遠慮なくお借りして進んでいかなければならないのですね。

私の住む郡山から仙台までの鉄道はまだ通じていません。高速道路は無事ですので、ところどころゆがみのある道路を慎重にハンドルを握りながら仙台に向かいました。帰路は、岩手の被災地訪問を終えた細田日本司法書士会連合会長、山本同常任理事を乗せて新幹線が乗れる那須塩原駅までお送りしました。全国のトップが自ら被災地の現場に足を踏み入れるという姿勢に復興支援への心強さを感じました。

6月に福島市で東北ブロック司法書士会の定時総会が開催されます。東北のみなさんから福島を応援したい!とのメッセージをいただき、予定通りの開催となりました。これから、福島らしい総会運営ができるよう準備をしてみなさんを迎えたいと思います。

つながる「心」を感じます。みなさん、ありがとうございます。

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2011年4月 1日 (金)

被災市民救援無料電話相談(福島県司法書士会)スタート

福島県司法書士会では、4月1日より、電話での無料相談をスタートします。このたびの震災で被災された市民のみなさんの様々な悩み、声を会員が聞かせていただき、アドバイスをいたします。

【相談受付電話番号 024-533-5539】

福島県司法書士会員が総力をあげて市民救援に力を尽くしていきます。

昨日午後、NHKテレビのテロップに案内が流れた途端に相談電話が鳴りました。被災されたみなさんは様々な悩み、心配事を抱えて不安な日々を過ごされているのでしょう。少しでも私たちがお役に立てればと願うところです。

福島県の多くの県民が他都道府県に避難をし、厳しい避難所生活を送っています。そんな中、避難先の司法書士会の仲間が相談会等を開催して心強いアドバイスをしていただいております。身近に寄り添い声に耳を傾ける存在である司法書士をぜひ頼っていただきたいと思います。

頑張りましょう!福島のみなさん!

全国のみなさん、福島を、東北を応援してください!

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