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2011年4月 7日 (木)

明日で震災4週間

時の流れは早いものです。明日金曜日(8日)で震災から数えて4週間目です。震災後これまでの日々、毎日あわただしく動き回り、振り返ると記憶が吹っ飛んでしまっているような気がします。福島県司法書士会の会長としては、未だ行方不明の1名の会員の無事を祈る日々ではありますが、県内外の多くの避難所で生活をする被災者のみなさんに対する相談活動も多くの会員同職の協力を得ながら始めているところです。すでに県内各地で自主的に避難所へ出向いて相談活動をしている会員もいます。「何かをしたい」「何かをしなければ」との思いがあるのでしょう。それは、全国の同職の仲間も同じようです。心強い限りです。大きな力をお借りして福島県の復興に力を尽くしたいと思う日々です。

行政の相談担当者の話では、長期にわたる避難所生活の中で、そこで過ごす被災者のみなさんの中には大きなストレスを抱えている方もいるとのことでした。今月下旬には、会の主催で被災時特有の相談に応じるための研修会を開催することにしました。法的知識・情報の研修に加えて、県精神保健福祉センターにお願いをして「心の相談」の視点でのお話をいただけることにもなりました。まだまだ法律相談までに至らない段階の方も多いと聞きます。これからの生活への不安といったものをまずは心を開いて聞いてあげるということも今の時点では大切なのかもしれません。

自分自身の依頼者ともお互いの無事を喜び合い、これまで仕事としてフランクに付き合ってきた人たちとも一歩踏み込んで心を通わす会話をするようになったかもしれません。こんな時だから、お互いを思いやり、優しい気持ちが自然と芽生えるのでしょうか。

様々な物資の流通がストップした時期、数時間並んでようやく給油できたガソリンスタンドのお兄ちゃん、苛立つお客にも笑顔で接する姿に感動しました。スーパーのレジで本数制限を超えたペットボトルの水を抱えたお客にさりげなく笑顔で協力を呼びかける若い店員さん、みんな、みんな、みんなのために・・・との思いがいっぱいなのでしょう。家に帰ればそれぞれが家の片付けや家族のこともしなけらばならないだろうに。

復興に大切なのはこんな「心」なのかもしれません。日本人のすばらしさはそこにあるのでしょう。東北の良さはそこにあるのでしょう。

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