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2011年5月31日 (火)

会長再任

5月28日に福島市で開催された福島県司法書士会の定時総会で役員改選があり、私が会長に再選されました。震災復興真っ只中、引き続き陣頭指揮を執らせていただきます。総会では、東日本大震災に関する決議が満場一致で採択されました。内容は「福島県司法書士会は東日本大震災及びそれに伴う原子力災害により窮地に立たされている福島県民の生活再建、法的救済のために会員全員が全力を挙げて取組んでいく。」というものです。特に原子力事故の先行きが不透明な中、多くの会員が不安を抱えて日々を送っています。しかし、前を向いての活動、被災市民救援のための相談活動は年代を超えて、まさに総力を挙げて取組んでいます。避難所巡回相談はのべ50箇所を超えました。これから、定点相談箇所も増えてこようかと思います。避難所からの移動、仮設住宅や温泉への二次避難の進む中、生活の不安、心のストレスも増している方々が増えてきています。できる限り、出向いて、その声を、叫びを聞いてあげたいと思います。

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2011年5月26日 (木)

避難所巡回相談

23日、いわき市の避難所で相談会に参加してまいりました。事務所のある郡山市から約100キロある地区での夜間相談会。避難者は11名の小規模避難所。市の施設で避難生活をしているみなさんです。3件の相談がありました。昼間は仕事をしている方も多く、夜間相談のほうが効果的な場合もあります。避難所の規模、構成によって柔軟な対応をしていかなければならないかもしれません。被災市民のみなさんの立場で設営も必要なのでしょう。浜通り地区のみなさんは、長く東京電力の仕事に就いてきた方も多く、思いは様々なようです。そんな心の葛藤も聞かせていただきました。市内の民間住宅は市で借り上げられ、多くは原子力被害からの他市町村の避難者を優先的に入居、地元の建物被害の大きかった市民への入居は後回しという実態もあるとお聞きしました。苦しい思い、行政への不満も募るばかりのようです。ついつい、ひとり一人の話をお聞きする時間が長くなってしまいます。同職が対応した相談者は、一人で1時間30分たっぷりと様々な内容の相談をされていました。話をしたいのでしょう。心を開きたいのでしょう。愚痴を言いたいのでしょう。そんな相手として私たちがそばに寄り添えるということも大切なのかもしれません。そこには専門職能としての敷居の高さはありえません。同じ被災県の県民としての共通の思いもあります。

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2011年5月23日 (月)

恩師の死

幼少期から参加してきた青少年活動のボーイスカウト運動の指導者であった恩師が亡くなりました。87歳。生涯現役のボーイスカウト指導者でした。常に真剣に取組め、前を向いて歩め、そして社会に奉仕できる人間になれ、とボーイスカウト活動を通じて人としての生き方を身を挺して教えを受けてきました。教えを受けた私たちはすでに指導者として多くの子どもたちの指導者として日々活動をしていますが、教えられたとおり、常に「現場」で同じ目線で子どもたちと活動する基本姿勢は身にしみています。ゆえに、頭で考える前に行動してしまう、動きながら考えるという生き方が身体の中にしっかりと根づいているのでしょう。

昨日の葬儀、多くの子どもたち、教え子が集まりました。全国から集まりました。恩師を中心に強い絆でつながってきたことをあらためて強く感じるひと時となりました。今を生きる、真剣に生きる、そして震災で厳しいときこそ、社会に奉仕することを忘れるな、ということをボーイスカウトのユニフォーム姿の遺影から語りかけているような気がしました。

葬儀の前の2時間余り、東日本大震災で避難しているみなさんの避難所での相談活動に参加してきました。まだまだ法律相談は多くはありませんが、日々の生活への不満、今後の不安といろいろな話をお聞きしてきました。お話を聞くだけでも少しでも心を和らげることにお役に立てればと願うところです。

恩師の教えに心に刻まれた「奉仕の心」、いつまでも忘れないでいたい。そして伝えていきたいと思います。

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2011年5月16日 (月)

「計画的避難区域住民」避難始まる

福島第一原子力発電所の事故により、1年以内に放射線量の積算値が20ミリシーベルトに達する恐れがあるとして国から4月22日に指定され、1ヶ月以内に避難するように求められた地域のみなさんの避難が始まりました。そのうち、「飯舘村」は全村民6,587名が対象となっています。全村避難、村ごとふるさとを後にすることとなります。いつ戻れるのか、様々なものを、思いを残して生活圏を別の場所へと移します。

もし、自分の住み慣れたふるさとを1ヶ月で離れろ、と言われたらどうするでしょうか。自分自身に置き換えてみても、全く考えが及びません。仕事は、子どもの教育は、医療は、介護は、すべてが新しい町で考えていかなければなりません。積み上げてきた自分の生活がなくなってしまうのです。これを人災と言わずに何と言うのでしょうか。

福島県民は重過ぎるものを抱えています。それでもみなさん、しっかりと生きていこうとしている姿がテレビから、新聞報道から伝わってきます。司法書士として、同じ県民として、何ができるか、仲間とともに動きながら考えていきたい。

気なるのは、子どもたちです。学びの場の環境が大きく変わる中、疲弊する先生方には様々なサポートが必要なのではないだろうか。生きる力・・・生きていける基盤があってのこれまでから、生活そのものを家族とともに築き上げていかなければならない環境の中でのその言葉には余りにも違う意味が込められるのではないだろうか。

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2011年5月12日 (木)

子どもたちの悩み、親の悩み

福島第一原子力発電所の事故の影響で、放射能線量値が高いとされている地区での子どもたちの屋外での活動が制限されています。私の住む郡山市もしかりです。浜通りのいわき市よりも高い数値が測定されています。学校の校庭の表土が削り取られ、されど、その土が同じ校庭に積み上げられているという不可思議な実態。部活動も時間制限、親の同意がないと活動に参加できないという現状もあります。

私が指導者として関わるボーイスカウト活動も、原則屋外での活動を想定したものですが、教育委員会でのお達しには保護者のみなさんも敏感で、思い切り外で走り回る集会ができない環境の中、子どもたちは、家でゲームに興じ、ストレスは溜まる一方とのこと。放射能の影響のない県内外への移動集会も検討せざるを得ないかもしれません。

人災と言われている今次の原子力発電所の事故、将来ある子どもたちに与える影響は、大きすぎるものかもしれません。

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2011年5月 8日 (日)

連休中の震災対策活動

今年のゴールデンウィーク、のんびりと旅にでも出ようかと考えていましたが、まさかの大震災、事務所の整理や手つかずだった自宅の片付けに汗を流す一方、各地からの訪問対応、連絡、また地元司法書士会の会員宛の発送文書作りであっという間に休みが終わろうとそいています。

昨日の土曜日には関東ブロック司法書士会から群馬の桜井会長、新潟の海田会長に福島まで足を運んでいただき、様々な情報交換、今後の支援策についての協議をさせていただきました。福島県内での相談会への参加、また後方支援としての相談内容の回答作成等の提案もいただきました。群馬、新潟両県には、多くの福島県民が避難しています。地元会として、私たちも出向いて地元の情報を持参して、地元のなまりで被災された方々の声を聞きに行くことも大切かなと感じ、その実現に向けて準備を進めていきます。

相馬市役所の平日常設の相談所には、お隣山形県司法書士会(峯田会長)からも、相談員派遣支援の申し出をいただきました。お隣といえども、相馬市は福島県の東側の浜通り、移動に相当の時間がかかるかと思います。それでも・・・との気持ちに感謝の気持ちでいっぱいです。関東ブロック、近畿ブロック、その他の地域のみなさんも同じくご負担をいただきながらの支援の申し出です。

ぜひ、この機会に福島県を知っていただき、福島県司法書士会員との交流を深めていただき、それぞれの人生に何かしらプラスに生かせるものがお互いに生み出されることを期待します。

司法書士って、すごいな・・・と今さらながら思うこのごろです。

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2011年5月 4日 (水)

大阪会のみなさんがふくしまへ~ありがとう~

5月1日から3日間、大阪司法書士会の山内会長らが大阪からふくしまへ来てくれました。県内各地を訪れていただき、被災状況をみていただき、また福島県司法書士会の会員とも交流の機会を持っていただきました。私たち被災地の司法書士は自分自身の心が落ち着かない中でも被災市民のために相談活動を日々行っておりますが、もしかして、心に余裕がない面も抱えているかなとも思っています。そこを、県外の司法書士仲間の力をお借りして長くなるであろう被災市民救援・支援活動を行っていきたいと思います。

山内会長は阪神淡路大震災の際に現場で陣頭指揮をした経験をお持ちでもあり、一緒に行動する中で、様々なことを学ばせていただきました。東北人なりの我慢強さが他かからの支援を遠慮し、無理をしてしまうのかもしれません、そんなことをも感じさせてくれた大阪のみなさんの訪問でした。

ありがとう。今大切なのは、多くのみなさんとの会話、その中から多くを素直に学ばせていただけることなのでしょう。

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