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2011年6月29日 (水)

郡山(福島)でプロ野球公式戦

昨日と今日の二日間、巨人VSヤクルト戦が私の地元郡山市の開成山球場で行われています。私の事務所から歩いても10分程度のところにあります。毎朝散歩をする開成山公園の隣にあります。東北のお伊勢様と言われる開成山大神宮もあります。街中にありながら緑が多く、郡山市民の憩いの場でもあります。この地で、しかも震災で沈みがちな心を元気にしてくれるプレーを期待します。事務所には知り合いが何台も車を止めていきました。「行って来るよ!」と、誇らしげにチケットを見せてくれました。苦しい中でも楽しみを見つける、そしてヒーローが生まれ、力をもらう、スポーツにはそんな魅力がありますね。フクシマの子どもたちも久しぶりの公式戦に心躍っているのではないでしょうか。夜空へ描け、大アーチ!

隠れ巨人ファンより・・・

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2011年6月28日 (火)

支援者の心のケア

昨年度、福島県の自死対策予算を使わせていただき、県精神保健福祉センターの所長から講義を受ける機会をえることができました。今年4月には震災直後にも関わらず同所長から被災者のための相談にあたっての心構え等を学ぶことができました。震災後3が月半を過ぎ、支援者である私たち同職にも心身ともに疲れが出てきているかもしれません。多くの会員が通常業務の戻りながらの被災者支援活動、また自身が被災していながらの支援活動に精力的に取組んでいる多くの仲間がいます。

7月30日に全会員を対象にした研修会を企画し、支援者である私たちのケアも試みたいと考えています。「福島」の先はどうなるのか、不安な要素を抱えたままの日々の活動、仕事は辛いものがあります。元気を出していこう!と青春時代の部活のように声を掛け合いながら進んではいます。けれど、どこか重いものを感じている仲間は少なくないはずです。

でもでも、「福島」で生きていこうとする私たちは心と身体のバランスをとりながら、難しいかもしれませんが、休養と心の余裕を持ちながらの歩みをしていかなければならないでしょう。全国のみなさんから毎日のようにいただく電話にも励まされています。励まし、励まされ、いつの間にか輪が広がっているような気がします。

幸せになれ福島よ。全国の仲間が心配してくれている。「福」の「島」はよみがえるはず。

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2011年6月26日 (日)

市民救援基金(日本司法書士会連合会)

日本司法書士会連合会(日司連)には、会員からの貴重な拠出による市民救援基金という基金があります。これまでも災害時に市民救援を目的とした相談活動等に活用されてきました。この全国会員の思いのこもった貴重な資金を生かすにはどのようにしたらいいのでしょうか。先週京都で開催された連合会総会でも様々な議論がなされました。被災市民から受託する登記事件の報酬を援助することを目的とする活用法については否決されました。

私は、市民救援の基本姿勢としては、被災市民が自らの力で立ち上がり、前へ進むための支援であるべきではないかと考えています。登記事件の報酬支援をするということは、様々な経済状況にある被災市民のみなさんを対象にし、一定の事件にのみ適用されるというものであります。自らも被災し、日々被災市民と向き合う被災地の司法書士は、被災市民から受託する登記事件の報酬については当然に被災した依頼者の立場で考える、それが報酬自由化の中での司法書士の裁量なのではないかと思います。

引き続き、全国の仲間の熱い思いのこもったこの基金を使わせていただく以上、相談事業(被災地のみならず全国に避難している地元県民を対象にした相談支援も含む)、今後期待される震災関連事件のADR、自死防止対策、被災地の子どもたちのための法教育活動等、社会公益的な活動に取組んでいかなければとより強い思いを抱いております。

組織としては、まだまだ不十分な登録免許税の免除措置の拡充等、市民の声を反映させる活動にも取組みべきかとも考えております。

京都開催のために3日間福島を離れましたが、その間でも原子力発電所の事故に関する状況は日々動いております。地元を離れるのが心配な日々はいつまで続くのでしょうか。

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2011年6月22日 (水)

罹災証明書の活用

ようやく事務所の修繕工事が終わったと思ったら、毎日のように余震で心も身体も揺れています。月曜日、市役所に罹災証明書の交付申請に行ってまいりました。開庁前から長蛇の列。私の住む郡山市役所は本庁舎が大規模被災のために当面使用ができないようで、関係機関の建物に窮屈な間借りの中での行政サービスを行っています。市役所のみなさんも大変です。市民の心も疲れているようで、そのストレスの矛先を市役所の職員に向ける人たちもいます。支援者である行政担当者の心のケアも必要ではないかと、ふと思いました。先日、市長申立の成年後見人を引き受けた件で、市役所の福祉担当者が書類の引継ぎ等のために来所しましたが、いくつもの部署が寄り合う狭い空間で同居しているとのこと。疲れているようです。

さて、いただいた罹災証明書、早速、会務で司法書士会館へ向かう際に、高速道路の被災者特典の無料サービスを受けることができました。被災地への相談対応等、また会務対応等で高速道路を使うことがありますが、これが本来的な使い方になるのかどうか、まじめな東北人は考えてしまいます。こんなところにも遠慮が出てしまいます。まじめすぎるのでしょうか。本当に大変な人たちのために支援の手が届いているのか、アンテナを高くして、自分なりにできることを続けていければと思います。

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2011年6月20日 (月)

アウトドアドアからインドアへ(子どもたちの悩み)

19日の日曜日、指導者を務めるボーイスカウトの集会を久しぶりに開催することができました。地元福島県郡山市の放射線量の数値が高く、保護者の不安感が高く、ボーイスカウトの活動のフィールドとしているアウトドアでの活動を控えていました。今回の集会の場はインドアです。隣の須賀川市にある「ムシテックワールド」という施設の中で自然や科学を学ぶ集会を行いました。この施設は養老孟司さんが館長として、子どもたちに自然や科学の楽しさを教えてくれる場所です。久しぶりの集会で子どもたちは歓声をあげながら広い館内での集会を満喫していました。外は青空。思いっきり深呼吸ができるのはいつになるのでしょうか。野山を駆け巡ることができるのはいつになるのでしょうか。楽しみはもう少し先になりそうです。これから、社会教育の場面でも様々な工夫が必要になりそうです。

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2011年6月16日 (木)

風評被害と闘うフクシマ

「フクシマ」というだけで拒否反応を示されるということを事務所に訪れる様々な相談者から聞かされます。関東圏で福島ナンバーの車が給油拒否されたということも実体験として語る方もいました。福島に住む私たちの不安、県外のみなさんにはどのように映っているのでしょうか。新たな前向きな事業展開の気持ちのなれないという事業主がたくさんいます。災害復興で今は忙しいけれど・・・ということなのでしょうか。一方、被災建物の建替え等による登録免許税非課税措置を利用した所有権移転登記の受託も出てきているようです。生まれ育って福島県でいかに生きていくか、悩みながらも歩き出さなければなりません。新聞記事によりますと、原子力被害からの避難者が泊まる旅館には観光客からの予約が入らないそうです。予約の際に聞かれるのは放射能の影響等だそうです。心配のない観光地会津地方でもしかりです。まさに風評被害です。「フクシマ」を良く知ってもらいたい。全国から支援にお出でになる全国の司法書士仲間が地元に戻ってから現場の姿を伝えてくれていると信じます。「フクシマ」はよみがえる、より強く、より優しく。

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2011年6月15日 (水)

避難を勧める区域新設へ

今朝(15日)の地元紙(福島民報)のトップ記事がこのタイトルでした。年間放射線量推計値が20ミリシーベルトを超えると予測される地域が対象となる見込み。

これまで、「警戒区域」「計画的避難区域」「緊急時避難準備区域」とそれぞれ指定されてきましたが、新たに設けられる区域は局地的に放射線量の高いいわゆる「ホットスポット」が対象になります。これには福島市内の特定区域も対象となる可能性があると報道されています。

風評被害がますます広がる可能性もあります。自ら命を絶つ県民も出てきました。大きな心の負担、日々不安感が増す中、どのように歩むべきか、先行き不透明の中、苦しい福島県民の生活が続きます。

福島に全国から司法書士同職のみなさんの支援があります。「現場」でぜひフクシマの苦悩を知っていただきたい。そんな切なる思いが募ります。

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2011年6月14日 (火)

中国ブロックのみなさん、ありがとう!

昨日から、中国ブロックのみなさん8名が福島県にお出でいただき、相馬、南相馬、そして福島市と各地での相談支援、そして現地を見ていただいております。数百キロもある中国地方のみなさんから見える「フクシマ」はどのような姿なのでしょうか。福島県は複合災害の被災ということで地震、津波、原子力、風評被害と様々な被害があります。特に目に見えない被害については、お出でいただいてもなかなかご理解をいただけないかもしれませんが、支援のみなさんは真摯に被災市民に向き合って話しかけてくれています。その会話の中で様々なことを感じてくれているのではないでしょうか。みなさん、地元に持ち帰り、今後のフクシマへの支援のあり様をご検討いただけるものと思います。

遠い東北・フクシマの地をいつも思っていただける仲間の輪が広がっていることが嬉しい。非常時の会長ならではの喜びかもしれません。

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2011年6月13日 (月)

震災から3ヶ月

大震災から3ヶ月が経過しました。被災建物や道路の修繕は進んでいます。しかし、福島県民が心に抱える不安は増すばかりです。東京電力福島第一原子力発電所事故の収束への道筋が見えず、毎日不安になる報道ばかりです。

地元紙から今次の大震災に関する数字を拾ってみると・・・県内外での避難生活者約59,000人、県外避難者35,557人、全都道府県に9,9998人の幼稚園から高校までの子どもたちが転校。

11日の地元紙のトップは「つきまとう風評」とのタイトル。地震、津波、原子力被害に加えて、風評被害と複合的災害による被害を受けている福島県民の落ち着かない日々はいつまで続くのでしょうか。

その中でも、福島県司法書士会の会員は、懸命に福島県民のために支援活動、相談活動を続けています。自らが重いものを抱えつつ、被災された市民のみなさんとともに少しでも前を向いて歩んでいこうと・・・。

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2011年6月10日 (金)

放射線量測定器

私の事務所に突然、放射線量測定器の訪問販売員が訪れました。同職仲間の中でも数万円の測定器を持っているという話を聞きます。会の事務局のある福島市、私の住む郡山市も放射線量値が高くなっています。県外者から見ると高いと思われいるいわき市よりもはるかに高い値になっています。郡山市では通学する小学生たちはこの暑い中、防止にマスク、長袖長ズボンで通学、外での活動はできません。今年のプールでの水泳訓練は無理でしょうか。

昨日の福島県司法書士会の常任理事会でも、万が一の事務局機能の避難先についての議論もありました。「万が一」が現実にならないことを祈りたいのですが、今の福島県民は、この不安を常に抱きながら日々を過ごしています。

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2011年6月 5日 (日)

ギター片手に・・・司法書士+流しのおじさん

東北ブロック司法書士会の総会のアトラクションに新宿四谷の流しのおじさん~しんたろうさん~をお招きしました。今や数少ない流し歴50数年の大ベテラン。分厚い歌本を抱え、カラオケとは違う味のある声、つまびくギター、それに応えてお客さんも昔懐かしい歌を次々と歌いだす・・・そんな粋な空間をかもし出してくれます。総会の翌日から2日間、今回の仕掛け人の福島の角田正志司法書士とともに福島県内の避難所での相談会に行っていただきました。司法書士の法律相談と流しのおじさんのコラボです。今日は私の地元郡山市の避難所でのコラボ相談会ということで出かけてみました。司法書士への相談はありませんでしたが、避難所の公共施設の一室には年配のみなさんがギターの音につられて続々と集まり、昔懐かしい歌をともに口ずさみ、心休まるひと時をすごしていました。避難所にいるのは原子力発電所に近い区域のみなさん。行き先不透明な中、また、この避難所も閉鎖へ向けて準備が進められ、不安な日々を過ごしているのかと思います。年配のみなさん、車椅子の方もいました。ほんのひと時でも笑顔になっていただき、また、声を出して歌っていただき、傍らで見守っている私自身が涙があふれてきました。これから私たちがお手伝いできることはたくさんあるのでは、そんなことをあらためて心に刻むすてきなひと時でした。

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