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2011年8月28日 (日)

避難長期化・菅総理謝罪

原子力事故による放射の汚染により、除染をしても長期間帰宅ができない地域がでることを菅総理が27日に福島に出向いて謝罪をしていきました。ふるさとを捨てる?強い思いを抱いて帰宅への望みを願っていた避難市民の心は揺れています。見えない敵に翻弄される福島県民。重いものを抱えたままどのような復興への道筋を描いていったらいいのでしょう。司法書士として何ができるのでしょう。

菅総理の置き土産は重く悩ましいものになりそうです。期待できる次期の内閣ができることを願うところですが。

中学校の新しい学習指導要領の中に40年ぶりに理科に放射線教育が復活すると聞きました。原子力の有効活用を学ぶとともに現実の被害をどう教育現場で伝えていくのだろうか。

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2011年8月22日 (月)

被災会員の元へ・・・

福島県司法書士会会員のうち、12名の会員が原子力発電所事故により避難生活を余儀なくされています。19日(金)~21日(日)の三日間をかけて、福島県内に避難している8名にお会いして全国のみなさんからの心のこもった義援金を手渡ししてまいりました。

被災直後からこれまでの日々、これからの生活、業務再開への思い、一時帰宅はしたものの多くはそのものままにしている事務所への心配等々、ひとり一人とお会いして今の心境をお聞きしてきました。これも会長職としての務め、遅すぎたかもしれません。

マイホーム新築後の所有権保存登記を終えた直後に被災して真新しい権利書を渡すことができていない依頼者、そのマイホームは津波で流されてしまい、依頼者の行方も未だわからない状態・・・こんな現実に避難生活をしながらも向き合わなければならない被災会員の心は休まることがありません。先輩方の仕事に対する、依頼者に向き合う姿勢に学ぶことが多々あります。

政府の方針次第でいつ戻れるのか、戻れても仕事があるのか、未だ先の見えない苦悩が続きます。会としてもできるだけの支援をしたい、されど、見えない敵(放射能被害)を相手にする戦いは困難を極めます。

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2011年8月16日 (火)

被災地の子どもたち

夏休みに入り、福島県の子どもたちを受け入れてくれる全国の支援の輪が広がっています。子どもたちが大好きなプールで泳ぐこともできない子どもたちが放射能汚染の心配のない地方で歓声をあげて心から楽しんでいる姿をテレビのニュースを通じて見ています。福島で生きたい、子どもたちを一緒にいたい、そんな素直な子どもたちの思い。一方、不安のない環境で子どもたちを育てていきたいという親の思い。どうしてこんなことになってしまったのだろうか。

確かな情報を見極める力を養いことも「教育」の大切な役割かと思うが、今は何が本当なのか、私たち大人も伝えることができない。

地元選出の国会議員の姿は震災後全く見えてこない。政治は何をしているのだろう。被災地福島からの発信をしていかなければならない。全国に避難しているこれからの子どもたちのことを真剣に考えているのだろうか。

ふるさとがなくなるかもしれない・・・そんな不安を抱いている県民は少なくないのである。これが現実。現実をあえて直視することを避けている県民も少なくない。しんどいことです。

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2011年8月 8日 (月)

ふくしまの子どもたちのこれから

ふくしまの子どもたちの夏休み、大好きなプールにも入ることができずにどうしているのか気がかりです。仕事中、マスク姿で歩く小学生を見かけました。されど、身につけているのは半そで半ズボンです。何から何を守れるのか・・・。ラジオから流れてくるのは「県内各地の放射線量」のアナウンス。小さな子を気遣う親御さんたちの心配は募るばかりでしょう。のびのびと、生き生きと育てたいと願う親、今の生活か、安心安全な生活環境か、ふくしまの親は悩んでいます。

福島の球児がのびのびとした戦いで勝ち抜いています。負けないぞ!との勇気をもらいました。前へと考える子どもたち、その先を考える大人たち、それぞれの思いが交錯する悩ましいふくしまの夏です。

駆けつけてくれる司法書士の仲間に会い、語ることも大切なこと。力をもらいながらこれからのふくしまのロードンマップを描いていかなければなりません。

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2011年8月 6日 (土)

福島県のロードマップはまだ描けない・・・

報道では、福島第一原子力発電所の被害による避難準備区域の解除を具体化させる等の今後の明るい展開を示すようなことが伝わっています。確かに明るいニュースかもしれません。されど、です。福島県司法書士会では未だ会員12名が警戒区域に事務所があるために戻れず、その先も見えていません。その苦悩は推し量れません。当該会長職としてもどうした,らいいのか、苦しい思いで日々を過ごしています。

全国から心のこもった義援金が本会にも寄せられました。被災会員に配分する作業を進めております。ほんとうにありがたい全国からのお気持ちです。

これからの福島県をどうするか、様々な業種で人材の県外流出が続いています。こどもたちも夏休みが終わったら帰ってくるのでしょうか。福島県のこれからのロードマップ、まだまだ描けません。でもでも福島県で生きる私たちは今後の姿を描きながら進むしかないのです。

ひとつ、ご報告。10月15日(土)に司法書士法教育ネットワークと福島県司法書士会の共催で「法教育を考えるつどい(タイトルは未定)」を福島市で企画をしております。福島に行きたい、被災地へ出向いて何かをしたい・・・とお考えのみなさん、この機会に被災地での子どもたちの支援のためにも必要な法教育を語り合いませんか?お待ちしております。

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2011年8月 1日 (月)

福島県司法書士会・会員研修会

7月30日、福島県司法書士会の会員研修会を開催しました。原子力被害により避難している会員が避難先から駆けつけてくれました。震災後電話では話しをしていたものの、初めてお会いすることができた会員もいました。元気そうで何より、されど、今後の不安を抱えています。会としてもできる限りの支援をしたいと思います。研修会には全会員の60パーセントを超える会員が集まってくれました。県全体が被災により重い気分となっている中、会員の互いの顔を見て会話ができたことは嬉しい限りです。

研修会テーマは2つ。午前中は東北福祉大学の心理学専門の教授により、支援者である私たち司法書士のメンタルヘルスについてお話をいただきました。私たち自身も被災者であることを忘れるな、休むことが大事、と疲れを感じる昨今の私たちに的確なメッセージをいただきました。

午後は、鈴木龍介司法書士による東日本大震災と登記実務、さらには鈴木司法書士と交流の深い東京の弁護士メンバーによる原子力損害等3テーマのお話がありました。鈴木司法書士は、震災後自分たちにできることは、このような講演活動等の後方支援だとの強い認識で参考文献の執筆や講演活動等に精力的に取組んでいます。弁護士さんたちも福島の被災地の司法書士をサポートしよう、ということで総勢10名も駆けつけてくれました。

被災地との繫がりが、福島との絆が深まっています。

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