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2012年9月27日 (木)

ふるさと絆ステーション

福島県内の借り上げ住宅等に避難している住民のみなさんのための情報ステーション、交流の場として県内13カ所に設けられています。スーパー等の中にあり、買い物の途中に立ち寄れるようになっています。

昨日、立ち寄り、多くの情報が掲示されているステーションの様子を拝見、運営しているNPO法人職員の方と話をしてきました。司法書士会の相談情報も随時送っています。仮設住宅入居の方はお互いに交流がありますが、借り上げ住宅で生活する方は孤立、人的交流が少なくなるということで、このような場に足を運ぶ方も多いようです。

みなさん、ふと、ふるさとを思い出して人と話したくなるのでしょうね。先日事務所に相談に来られた方も借り上げ住宅での生活のために市内に同じ町からの多くの避難生活者がいることは知っていても交流することがほとんどないと言っていました。バス停で偶然に近所に住んでいた人に会ってびっくり・・・ということあるそうです。

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2012年9月24日 (月)

避難生活の負担

警戒区域から福島市内の仮設住宅に避難していた司法書士の大先輩が引っ越したということで会いに行ってまいりました。

長期にわたる避難生活で足腰が弱り、お疲れの様子、避難生活の苦労、負担の大きさを身近に感じました。震災の1年前に初めて握手をした大先輩。相変わらず人生を刻んだ手は温かく、元気でいてほしいと願うばかりです。

帰路、原発事故への怒り、悔しさで胸がいっぱいになりました。

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2012年9月16日 (日)

ひさしぶりの神戸

15日、全国全国青年司法書士協議会(全青司)の全国研修会に出席のために久しぶりに神戸へ行ってまいりました。平成15年頃から平成22年まで新人研修の講師として毎年神戸で新人のみなさんの前でお話をしていたことを思い出しました。「市民の中へ」というテーマで司法書士のプロボノ活動を伝える仲間とともにパネルディスカッション形式での講義でした。その当時ともに活動していた野﨑史生司法書士が現在の全青司会長であるということもあり、さらには地元福島の菅波佳子会員が副会長を務めているということで、その応援も気持ちもあり、限られた時間ではありましたが、神戸へ出かけてまいりました。

今の神戸は震災があった町ということは全く感じないまでに復興しています。かつては未だ復興途上ということを感じた時もありました。これから復旧・復興へと向かうふくしまはどのような街づくりをしていくべきか、まだまだ議論の段階でもあります。

日頃なかなか新聞をゆっくり読む時間をとることができず、今回のような移動時間にまとめて新聞や資料を読み漁ります。今回は往復10時間もそのような時間を得ることができました。

震災1年6カ月特集の記事の中で胸に響く言葉が刻まれていました。福島県の沿岸部の被災者の言葉です。「原発の対応が大変なのはわかるが、津波の被災者が置き去りにされているように感じることがある」・・・とありました。福島県の被災・被害は地震、津波に加えて原発事故、それによる風評被害と様々なものがあります。私たちはそれぞれに重い負担を抱えた市民のみなさんの声を聞いていかなければならないのだなとあらためて感じているところです。

福島には原発事故がありました。未だ収束したとは到底言えない状況です。被害者であるはずの福島県民が避難先では「加害者」扱いをされているという現実もあります。「福島県民」というだけで。悲しい現実です。

政治は何をしているのか。政党の生き残り、否、自らの身分確保のために必死に動き始めた政治家のみなさん、震災直後に何をしてくれましたか?私たちの声に耳を貸してくれましたか?これもまた悲しい現実です。

されど、私たちはここふるさと福島で生きる司法書士=法律家として精一杯のことをしていかなければなりません。

みなさん、応援してください。

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2012年9月12日 (水)

東日本大震災から1年6カ月

早いもので昨日で1年6カ月です。様々な思いがよぎります。ふくしまで生きる司法書士として被災者の何ができたのだろうかと自問自答しつつ、これからの取り組みを考える毎日です。

昨日大阪司法書士会の山内会長から電話をいただきました。阪神淡路大震災を体験し、現場で活動してきた同職として、これまで様々な助言、協力、精神的支援をいただいてまいりました。このような仲間が全国に広がりました。旧知の仲間、また被災者支援活動を通じてできた新しい仲間たち、どれだけの人たちから支援をいただいたことか。感謝の気持ちであふれています。されど、ふくしまはまだまだ問題山積です。ふるさとをどうするか、あたらしいふるさとをどこに求めるか、日々悩み苦しむ福島県民はたくさんいます。

ふるさとに戻れても一から生活を作っていかなければなりません。先の見えない生活の不安、原発賠償では到底カバーできない損失を負っているのです。こころの損失はお金には変えられません。

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