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2012年10月30日 (火)

相談現場より

東日本大震災後、福島県内各地で司法書士会の相談活動が続けれらています。特に、太平洋沿岸の原発事故による被害が甚大な「相双地区」での相談会は毎日開催、県内外の司法書士仲間の応援に助けられています。この「相双地区」では、未だ原発事故により立入が制限されている地域に事務所を持つ司法書士がいます。他の地域に仮事務所を設けたり、避難生活を続けている司法書士もいます。よって、相談活動に関われる人材が不足している地域でもあります。

毎月、福島県司法書士会員に相談員として現地に行ってもらえる会員を募集、また、週末を中心に県外からの支援に助けられています。

私自身も「現場」を知らずして支援をお願いするわけにはいかず、できる限り、一相談員としての活動も続けるようにしております。本日は、南相馬市原町区の相談会(国民生活センターからの要請で毎週相談員を派遣しているところです。)に行ってまいりました。相談は1件でしたが、1時間余り、じっくりとお話を聞かせていただきました。相談は件数ではなく、一人でも相談会においでいただいて何かしらお伝えすることができ、そして悩みを解決する糸口でも見つけていただければとの思いを抱いております。

私の事務所から約2時間。県内の司法書士では、一日がかりで相談所に出向いてくれている仲間もいます。その思い、姿勢には頭が下がります。この力がふくしまのこれからを支えていくのだろうと確信しております。

司法書士は素晴らしい!頼りになります!

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2012年10月22日 (月)

鹿児島県司法書士会第2回全体研修会

20日(土)午後、鹿児島市で開催された研修会にお呼びいただき、「ふくしまで生きる ふくしまを生かす~東日本大震災後の福島県の現状と課題~」とのテーマでお話をさせていただく機会がありました。鹿児島県司法書士会児玉邦宏会長からの呼びかけに福島から空路生まれて初めて鹿児島へと飛びました。

前日までの二日間を全国会長会で東京でともに参加していた児玉会長や松薗圭副会長ら役員のみなさんから会の状況等をお聞きし、南北600キロに広がる離島も含めた広範囲にいる会員に対する会員サービスやそのような中での各種事業執行のご苦労等、大変参考になることばかりでした。桜島の噴火による降灰と共生する鹿児島を初めて知ることができました。

その土地に行ってみないとわからないことはたくさんあります。研修会での私の話から少しでも今の福島の状況を知っていただければという思いで会員の皆さんの前に立たせていただきました。これからも福島にいるだけではなく、現場へとよりいっそう足を運んで被災者の声に耳を傾けて、さらに発信をしていかなければならないなと、多くを学んだ一日でした。鹿児島県司法書士会のみなさんのていねいな対応に感服するばかりでした。

法教育にも積極的にかかわりを持っていく企画も進行中のようです。南国鹿児島の熱い活動に期待をしたいと思います。

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2012年10月15日 (月)

原子力損害賠償紛争解決センター提出書類に関する研修会in福島

11月14日(水)午後に標記研修会が開催されます。

全国の司法書士に開催の案内が発信されました。平日の午後ですが、どうぞ、お出で下さいませ。これは、センターの対する申立書類等の作成業務が司法書士ができることが確認され、原発被害者のために寄与できることになったことによるものです。

福島では、日々様々な動きがあります。この研修会では、センター福島所長の浅井弁護士からの講演と地元福島県会の司法書士による実務事例等を踏まえた講義があります。

ご期待ください。

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2012年10月 9日 (火)

風評被害

福島県にある磐梯山は全国的に有名な山かと思います。30年以上前からおつきあいのあるペンションに立ち寄り、いろいろとお話をしてまいりました。原発事故による風評被害が大きいとのこと。原発より100キロ以上離れているにもかかわらず、お客は激減、ペンション同業者では自己破産申し立てをしたり、廃業等々せざるを得ない人が少なくない、特に子供を育てる世代、借金返済中の世代は特に深刻とのこと。

「ふくしま」というだけで寄りつかなくなってしまった顧客もいるとのこと。「行けるのは放射性物質の半減期の30年後」と言われれば、もう来ない宣言と同じです。

安全、安心のふくしまへ、来て下され!自然も人も素晴らしいふくしまへ!

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2012年10月 1日 (月)

法テラス二本松出張所業務開始

多くの原発事故による避難者を受け入れている二本松市に法テラスの出張所が開設されました。弁護士・司法書士による法律相談と関係士業によるよろず相談をうけることができます。福島県司法書士会でも毎週相談員を派遣することにしております。避難者や地域住民のみなさんに気軽に相談してもらえるようになればと願うところです。私も相談員として担当、自らの経験を県内の司法書士に伝えて協力をお願いしていきたいと考えています。

先週末に小さなワインパーティーに顔を出しました。月に一度、妻とともにほんのひとときほっとすることができる数少ない機会です。今回は神戸からのゲストが来ていました。その方は紅茶の先生。被災者支援を何かしらしたいと常々考えていたということ。ブログで子育てに不安を抱えていることを発信していた若いお母さんの言葉を見つけて、個人的につながりができて、ホームステイをしながら紅茶で心を和ます時間を作ってくれたとのこと。組織同士の支援に目が行きがちですが、個人同士のふとしたつながりで救われる人はたくさんいるのかもしれません。人のつながりは大切にしていきたいと思います。

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