師走のふくしま
2012年のカレンダーが最後となりました。この1年も必死に毎日走ってきた感があります。
昨日は衆議院選挙の告示日。4党首が福島県内で第一声を挙げました。福島復興に寄与するとの意思表示なのでしょう。されど、昨今の政治は震災復興からは少しずつ離れているような気がしてなりません。
被災地ふくしまでは2度目の冬を向かえています。ふるさとを思い、仮設住宅で震えながら過ごす方々がたくさんいます。各地にある仮設住宅が冷たく、冷え切っている箱に見えてきてしまいます。
「賠償金が入っていいだろう」と言われて、相続に合意してくれない親族がいるとの話を聞きました。賠償金ではふるさとを取り戻すことはできません。お金の問題ではないでしょう。心はお金では解決できるものではありません。
悲しい年の瀬を迎えています。
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コメント
以前にもコメント書かせていただきました、森山です。
心はお金で解決できるものではないというのは、なかなか当事者以外には理解していただけないものですよね
離れた土地にいる分、余計にそれを感じます。
私事ですが、11月に母校の原町高校で法教育の実践授業をさせていただきました。
自分の伝えたいことが伝わったという自信はないですが、今後も福島でなんらか活動できればなと思います。
投稿: もりやま | 2012年12月14日 (金) 00時40分