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2014年7月14日 (月)

伊達郡桑折町の原発事故賠償請求への取り組み

福島県北に位置する12,000名余りの人口の町、伊達郡桑折町は、福島の名産である桃の生産を営む農家等が多いところです。ここは町長が会長として原子力損害賠償に取り組む住民組織を結成し、町を挙げての取り組みをしています。13日の日曜日に福島県司法書士会に要請があり、原子力損害賠償請求に関する説明会、特に原発ADR(紛争解決センター)への申し立てについての説明会、相談会への協力をしました。

会員が講師となり、原発ADRの和解事例等を説明、その後質疑応答、午後に相談会という事業でした。

住民のみなさんの悩みは深いものであると感じました。農地の自主除染、自主避難の費用の負担を請求したい、宮城県内から地震直後に呼び寄せた孫が福島県内で被曝したのではないかという不安に対する精神的損害賠償請求、等々、一人一人が様々な悩みを抱えているということを知ることができました。原発から離れた地域でもこのような被害が未だ続いているという現実と向き合う貴重な機会でした。

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2014年7月 6日 (日)

プロテメウスの罠(自主的避難の親子の話)

朝日新聞に連載されている「プロテメウスの罠」をお読みになったことはあるでしょうか。すでに何巻にも書籍化されていますので、ご覧になった方もいるかと思います。

今は、「4年目の夏」として、自主的避難で福島市から原発事故後に京都に避難した妻子のもとに夜行バスで10時間超の時間をかけて通う父親のことが書かれています。望んで離れて暮らすわけではないものの、子どもの健康、将来を考えて自主的に避難した子どもたちと二重生活をする家族はたくさんいます。私の身近な所にもいます。

子どもたちはいずれは独立していくものでしょうが、父親を必要とする時、一緒に遊んだりお風呂に入ったりという時期を離れ離れで過ごさざるを得ないことはどれだけ親にも子にもさみしい思いをさせてしまうのか、家族のあり様を根本から考えさせられます。そんな環境を原発事故は生み出してしまったのです。

胸を熱くして読まざるを得ない連載です。

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